2026年3月04日

皆さま、こんにちは。 4月13日に町田・成瀬で開院予定の「東京町田アーク内科・呼吸器クリニック」院長の張秀一です。
3月に入り、スギ花粉の飛散がピークを迎えていますね。 とくに先週末はピーカンな天気で最高!な日でしたが、各地だ花粉が飛びまくりの映像などでており、大変でしたね。当院は4月中旬の開院に向けて現在急ピッチで準備を進めていますが、私自身も日々、目や鼻のムズムズと戦いながら準備にあたっています。
さて、花粉症の症状が出たとき、皆さまはどのようにお薬を選んでいますか? 「忙しくて病院に行けないから、とりあえずドラッグストアで市販薬を買っている」という方も多いのではないでしょうか。
今回は、アレルギー専門医の視点から「市販薬と処方薬の違い」についてお話しします。
■ 1. 「効き目」と「症状への合わせ方」の違い
市販薬(OTC医薬品)は、多くの方が安全に使えるように作られています。そのため、「鼻水も、鼻づまりも、目のかゆみも、とりあえず全体的にカバーする」という成分の組み合わせになっていることが多いです。
一方、クリニックでお出しする処方薬は、「オーダーメイドの治療」が可能です。 「とにかく鼻水が止まらない」「鼻づまりで夜眠れない」「目のかゆみが強い」「喉がかゆい」「痰が絡んで咳が出る」「頭痛がする」など、患者さん一人ひとりの最も辛い症状に合わせて、お薬の種類や強さを細かく調整することができます。点鼻薬(鼻スプレー)や点眼薬(目薬)を効果的に組み合わせるのも、病院ならではの治療法です。
■ 2. 「眠気」や「集中力低下」への配慮
花粉症のお薬でよくある悩みが「眠気」です。 市販薬の中には、効果がしっかり出る分、どうしても眠気が出やすい成分(第1世代抗ヒスタミン薬など)が含まれているものがあります。
「薬を飲んだら、仕事の会議中でウトウトしてしまった」 「車の運転をするので、眠くなる薬は絶対に避けたい」
実は、自覚するほどの眠気がなくても、集中力や判断力が無意識に低下してしまう「インペアード・パフォーマンス(鈍脳)」という副作用もあります。私自身、5歳と3歳の子どもがおり、休日は公園を走り回ったり車を運転したりするため、この「眠くならないこと」は非常に重要だと実感しています。
クリニックでは、「効果はしっかりあるけれど、眠気が出にくい(インペアード・パフォーマンスを起こしにくい)お薬」をご本人のライフスタイルに合わせて処方することができます。
■ 3. コスト面の違い
市販薬は手軽に買えるのがメリットですが、花粉症のシーズン中(2ヶ月〜3ヶ月)毎日飲み続けるとなると、意外と費用がかさんでしまいます。 健康保険が適用される処方薬であれば、診察料を含めても、長期間服用する場合は結果的に自己負担額が安く抑えられるケースが多くあります。
■4.クリニックでしかできない治療がある
また、よく耳にするかもしれない「舌下免疫療法」や「ゾレア注射」などについても、専門家として詳しくお話ができます。舌下免疫療法は、花粉が飛散している時期にはできないので来シーズンからのスタートになりますが、ゾレア注射は今シーズンに開始でも効果は期待できます!(ただしゾレアの保険適応には厳しい条件があるため、すべての方が打てるわけではありません)。院長を含む当院の医師は、ゾレアなどの生物学的製剤の使用経験が豊富ですのでご安心ください。
■ 4月開院のアーク内科でできること
当院が開院する4月13日は、ちょうどヒノキ花粉がピークを迎える頃です。 「スギ花粉の薬を飲んでいるのに、4月に入ってからまた調子が悪くなった」という方は、ぜひ一度ご相談ください。
また、「毎年薬を飲むのが本当に辛い」「根本的に治したい」という方には、舌下免疫療法(スギ花粉・ダニアレルギーの根本治療)の導入もご案内できます。 舌下免疫療法は、花粉が飛んでいない時期(6月頃〜)からスタートする治療ですので、今年の花粉症が辛かった方は、初夏にぜひ当院へご相談にいらしてください。
アレルギー専門医として、皆さまが春の季節を少しでも快適に過ごせるようサポートさせていただきます。
【お知らせ】 4月11日(土)、12日(日)に内覧会を開催いたします。 クリニックの設備(即日検査可能なCTなど)を自由にご覧いただけますので、お散歩がてら、ぜひご家族皆さまでお立ち寄りください。